【川崎】薬にも毒にもなる存在としてのケンゴ

 代表監督時代はマメに等々力に通っていたオシム爺が、今のケンゴを見たらなんと評するだろうと思うことがあります。
 自称批評系のブログではまず触れませんが、今の川崎の問題点の一つがケンゴだと思います。

 「攻撃のタクトを振るって試合を支配し、絶妙なスルーパスから決定機を演出する」というイメージを大部分の人が思い浮かべることだと思います。
 実際に回りから集まってくるボールを的確に捌いて、攻撃の起点となったり前線への決定的なパス出しと活躍しています。
 これは薬の部分。

 そしてここから先が毒の部分。

 最近の試合で回りとリズムがズレている時が散見されます。
 最初は代表帰りだからと思いましたが、改善している様に見えてきません。
 調子が悪い訳ではないのでしょうが、妙な所でボールを奪われたり送ったパスを相手に取られたりと「らしくない」ミスをします。
 しかし、そのミスが時にはそれが相手の決定機の起点にもなったりしますので、無視はできません。
 「ボールが集まるからミスだって増える」と言う考え方もあると思います。
 単純に確率で言えばミス度5%なら10本捌いて1本あるか?ですが、100本捌けば5本はミスる事になります。
 ただし、ボールが集まるのはそれだけ重要なプレイヤーだからと考えれば、1本のミスが試合を左右する場面もあり得るのでミスの許容範囲は狭くなくてはいけません。

 ひょっとして、他の選手達の風間サッカー習熟度の向上についていけてないのではいか?
 あるいはついていこうとしていないのではないか?と疑問が湧いてきます。
 顕著な例は前線に出すスルーパスの質。
 序盤なら「裏へ走れ」と意思表示のパスとも思えますが、それならば後半になっても出す意図が判りません。
 本人は的確に出しているのでしょうが、受け手の事が見えてないのでは?と思えます。
 札幌戦でも「それ、ジュニに出すタイミングだろう」ってパスをクスやコーヤに送ってました。
 これがリョータやコーキだとそんな無理目のパスが殆ど目立たないんです。 
 通らない時は明らかなミスですし。
 以前なら「受け手が出し手の意図を感じてない」と思えましたが、今は「受け手の事を考えてる?」と思える事もあり、どうなっているのだろうと。

 そしてキッカーとしての問題。
 札幌戦が辛勝になった大きな原因の一つです。
 16本も撃って1点も取れないのは、ゴール前の受け手だけの問題と片づけられません。
 CKを決められないから相手の守備陣はCKに逃げる事ができます。
 CKが決まるのなら相手はCKに逃げる選択肢を失うので、ゴール前での決定機を増やす事ができた筈です。
 特徴的なのはファーを狙って行き過ぎるのが目立つ事。
 そんな所を狙うなら、誰か折り返し要員を置く事を蹴る前に打合せるなりサインを出すでしょうから、単純にミスだと思います。

 以前、マギヌンやヴィトールがいた頃はセットプレイはわくわくしましたし、大橋が入れば職人芸の精度のFKが見れる事を期待出来ました。
 今はレナトがいます。
 終盤に得たフリーキック、右前でレフティ向きの位置でしたので彼が蹴るものと思ってました。
 レナトも蹴りたそうな素振りを見せてましたし、90分近く戦ったケンゴより入ったばかりでフレッシュなレナトの方が成功確率は高かった筈です。
 何故あそこでレナトに蹴らせなかったのかが判りません。

 実績・実力がチームNo1と言っていい存在を風間監督がどうしたいのか、今シーズンの残りの試合で見せてくれるのではないかと思います。
 何をやっても反響は大きいでしょうが、ケンゴの新しい一面を見せてくれるなら期待します。

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