「安上がり=育成型」という違和感

 栃木SCが緊急で記者会見を行ったので、一体何が?と思っていたら、財務超過に陥っているそうです。
 2012年で5600万超過。 2013年は更に嵩むのだそうです。

 クラブライセンス制から行くと2014年に債務超過が改善されてないと3年連続で純資産マイナスと言う事でライセンス剥奪となります。
 そのため、来年度は人件費を抑制する様ですので、ブラジリアンカルテットも今季で見納めとなりそうです。
 2012年度で債務超過していながら、更に選手補強を図ったのは今年でJ1に上がる覚悟があっての事だと思います。
 J1に上がれれば、翌年は観客増・スポンサー増で売り上げ向上が望めるのですから。
 そういった意味では、今季ガンバと神戸が落ちてきたのは誤算だったのかもしれません。
 昇格枠が2つ埋まってしまった訳ですから。

 ただ、「お金がないから育成型に変換します」と言うのは台所事情の苦しいクラブでは良くある路線変更ですが、果たして育成はお金が掛からないのでしょうか?
 正面切った選手に出て行くお金は減るでしょうが、選手を育てると言う事は「環境」「指導者」「時間」にお金を掛ける事にならないでしょうか?
 満足な練習環境も無く、育成に定評がある指導者やスタッフがおらずとなったら、育つものも育たなくなりますから、それなりの費用を掛ける必要がありますが、そのコストは短期で利益を産むものではありません。
 掛けたコストが回収出来る様になるまで、掛かる時間に我慢しきれるかです。

 育成を何処から考えるかもあります。
 ユースから時間をかけて育ててトップに上げるまでを育成を見るならば、小学生レベルからが育成となります。
 それこそ数年から10年がかりで一人の選手を育てる必要があります。
 これをやって、今収穫の時期を迎えているのがセレッソですよね。
 もう一つは他のクラブが注目していない原石を探し出して何年も掛けて追いかけて加入させ、ある程度の長期契約をして実戦の中で育てていく。
 こちらは自分の所で育成しない代わりに、数年後の主力になる原石を全国規模で捜してくるスカウトの目と足を持っている必要がありますね。

 どちらにしても、育った選手をチームの中心に据えてタイトルを目指すのか、より大きいクラブや海外のクラブに移籍させて移籍金を得る事を目指すのかによって、リーグ内での立ち位置が決まってきそうです。
 どちらに進むにせよ、それなりのコストがかかり儲けが出るまで経営は厳しい事になると思います。

 栃木がどういった意味で育成型に舵を切るのは、記事からは判りませんでした。
 しかし、この路線変更もかなりの覚悟を持ってやられることだと思いますので、頑張って結果を出してほしいところです。

 
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