【川崎】看板役者が居ない等々力劇場  天皇杯3回戦 愛媛FC戦

 等々力の愛媛FCのブースで一平君グッズを買った後、記憶が定かでないのですが、何かありましたでしょうか。
 …と、無かった事になれば嬉しいところですが。

 今回の試合、土曜のセレッソ戦からの完全ターンオーバーとなりました。
 風間さんとしては、出番の無い選手にチャンスをやった訳でなく、酷暑が続く中での連戦で、この試合で使える選手を選んで行ったらこのスタメンになったと言う事でしょう。
 もっとも消耗している選手から順番にベンチ外・ベンチメンバー・スタメンとなった感じでしょうか。
 これをチャンスと思ってアピールできるかは選手次第と思い、そう言った目で試合を見ていました。
 そして、それが成功した選手はごく一部だった事に対するがっかり感。
 スタメン固定せざろうえなかった理由の一端は天皇杯の2試合にありました。
 ある意味、リーグ戦翌日の麻生のTMみたいな感じ。
 なんと言うか、もっとやれるだろ!と思うもどかしさですね。
 等々力劇場の看板役者達に隠れた、いい役者たちが出てくるものと期待していただけに。

 風間さんの試合後コメントも厳しいですが、仰る通り。
 この日のスタメンには「知恵」がありませんでした。
 知恵とは何か? 物事を判断して処理していくロジックになります。
 この日は後ろを中心にベテラン勢が多く、他も可児以外は中堅と呼んでいいメンバーでしたが、彼らをして上手く試合を進めていく「知恵」が不足していたのはどうした事かと。
 べつにボールを出す時・受ける時だけでなく、ポジショニングも含めて、今のフォーメーションではキツいならある程度は独断でフォーメーションを変える様な動きもあって良かった筈なのですが。

・スタメンとフォーメーション

 やれる選手を3-4-3に当てはめたらこうなりましたといったメンツとポジションになりました。
 一時期の「修行」を思い起こさせますが、あの時と違って使える選手は全部使ったと行った感じです。
 表からみるより、主軸の選手達の消耗は激しいのかもしれません。
 正直なところ、今の3バックは関さん時代の川崎山脈ではなく、積極的に攻撃参加を求められるので、ジェシとイガのプレースタイルには合わないプレーを求められていましたし、可児の右ウィングも彼自身槍と言うより攻撃のタクトを振る側の選手なので、ちょっと場違い感がありました。

・前半の見どころ

 山越のドリブル突破以外、まるでみるべき所の無い攻撃でした。
 それでも右サイドに寄せて置いて、左に張ってる山越を使って突破させると行った戦術でやっているのなら判りますが、どうもそんな感じは受けませんでした。
 取り敢えず左サイドでボッチになっている山越にボールを逃がしてって感じですね。
 山越がリターンする相手が居ないのでドリブルで前に運んでいるところで、呼応する右サイドの選手は見当たりませんでしたから、ほぼ山越のアイディアでしょう。
 それを金久保が感じた時は、後ろから追ってパス交換して愛媛守備陣を抜いてシュートまで持ち込んでます。
 ここで決まっていれば、また展開は変わったでしょうが、個人のアイディアだけだと限界があります。

・後半は

 まるで仕事になってなかったモリシとパウロに変えて、リョータとユウを投入した後半はリョータが試合を作ろうとしてましたが、上手く行けませんでしたね。
 この二人の動きが他の選手とは別格だったことから、リズムが合わない。
 この時点で切れるカードは最適でしたが、二人だけで攻撃を完結させる様なシンプルな攻めをもっと見せても良かったかと。
 途中から3バックを止めて4-2-3-1になった様ですが、前半のメンバーでも出来るフォーメーションだったので、選手の判断で切り替えても、裕介をSBに下げて真希を右に張り出させれば4-3-3に近い形になってやりやすさは増えたのではないか。
 後半もやはり右から仕掛ける事は殆ど無く、左を山越と金久保で突破してクロスが目立ちました。
 愛媛が中を締めているので、正面から無理やりせめても搦め捕られるだけなので、サイド攻撃を絡めるのは良いのですが、ここでも山越のクロスに呼応する選手が居ない。
 ノーゴールに終わったのは決定機に決めきれなかっただけでなく、攻めきる道筋が出来なかったのも大きいです。

・山越、金久保との連携が見れた左サイド

 2回戦は後半~延長に入ってバテて動きに切れが無くなりヤジられていましたが、この試合は積極的に試合を動かす側に入っていました。
 前半の得点の匂いのするシーンは山越絡みでしたし、後半もスルスルとサイドを上がってゴールライン近くからボールを入れてと、スタメンで出ていた時期のプレーが見られました。
 3-4-3ノ左SHはノボリがファーストチョイスですが、山越を入れても面白いと思えました。
 金久保との連携も良く、ここが機能しなかったら全く良いところ無しでしたから。

・混迷の右サイド

 ジェシ-裕介-可児のラインはフォーメーション変更するまで整理されませんでした。
 裕介がピリッとしないのと、可児がどこに動くかよく判らず、右サイドで選手が重なったりと効率的な動きが出来てなかったのはいたかったです。
 可児に3トップの一角をやらせるのは、ちょっと違うなと感じてます。
 中に入ってくるとそれなりにやれるようになるので、右サイドから中に絞ってきてトップ下的な形で試合を動かしても良かったでしょう。
 空いた右サイドは裕介が上がったりパウロが張り出してきたりして使えれば、右からの攻撃の形はできますし。
 後半リョータが入ったところで前での起点になれれば、この二人のパス交換でかなりのチャンスが演出できたと思いますが、うまくなかったですね。

・1トップとしてのモリシ

 前半、完全に消えてましたね。
 金久保がゲームメークするのにあちこちに顔を出してましたが、モリシは良いところにいない。
 試合前コメントでも悩んでいる感じがしますが、プレーにもそれが出ていました。
 2トップの様にFW間での仕事の割り振りがはっきりしないのかもしれませんが、左右のウィングがFWではないので中央で1トップとして動く事が重要な仕事だっただろうと。

・可児の使い方

 公式戦2試合目のルーキーである事を思うと、それ程高いレベルのプレーを要求しませんが、ちょっと他の選手に遠慮が見えました。
 本来のポジションであるボランチではなく、3トップの一角と言う事で槍としてゴールを求められるところですが、右サイドから積極的にゴールを狙う感じはあまりしませんでした。
 右では裕介の位置取りでバランスが悪く、中に絞ってくると渋滞のど真ん中に出てしまう。
 金久保のように自分の判断で下がって試合を作る様なプレーが出てくればこの試合で結果を出せたかもしれません。


 今年の天皇杯はまだ暑い最中に終戦となりました。
 他もJ1が不覚をとる結果が出ていますが、正直なところ、この酷暑でキツ日程を戦うにはターンオーバーが必須にも関わらず、2チームを同一レベルで用意できないのが今のJ1上位陣の現状なのかもしれません。
 

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